| 種類 |
A型 |
B型 |
C型 |
| 性質 |
非常に変異しやすい。 ロシアかぜ(H1N1)や香港かぜ(H3N2)などのほか、最近ヒトへの感染が懸念されている鳥インフルエンザ(H5N1)もA型に分類される。全体の約58%を占める。 |
変異しにくい。 臨床症状からはA型とB型の区別はできず、A型と同様、ヒトインフルエンザの病原体として重要である。 |
変異しにくい。 A型とB型が共通して持っている、HAとNAという二種類のスパイクがなく、その代わりにHE(ヘマグルチニン?エステラーゼ)と呼ばれる、HAとNAの両方の役割を演じる一種類のスパイクタンパク質を有する。 |
特 徴 |
流 行 |
毎年流行するほか、爆発的な大流行がある。 |
散発的に小流行を繰り返す(最近は2年に1度流行する傾向にある)。 A型に比べて流行の規模は小さい。 |
単発的な大きな流行はおこさない。 季節によらず5歳以下の小児に感染し、鼻汁過多を特徴とする鼻かぜ様の症状を呈する。 |
分 類 |
ウイルス表面のHAとNAの抗原性の違いによって、多くの亜科が存在する(HAの16種類とNAの9種類の全ての組み合わせが可能)。 |
亜科は存在しないが、山形系統株とビクトリア系統株の2系統に分かれる。 |
亜科は存在しない。 |
変 異 |
HAタンパクと NAタンパク質に不連続的かつ突発的な異変が生じると、従来の型と全く異なる新型インフルエンザとして現われるので、対応にも困難が生じ、世界的な流行となり得る。 |
HA及びNAタンパク質による連続的な異変が認められる。 |
HE分子内のアミノ酸の変化に伴う連続変異だけが認められる。 |
そ の 他 |
細菌性の肺炎を高率に併発するため高齢者は死亡するケースもある。強い伝播性がある為一度流行すると広域に広まる。 |
一般にA型よりも症状が軽いと言われているが、脳症など重篤な合併症を起こすこともある。 |
ほとんどが乳幼児期に感染するが症状が現れないことも多い。 免疫は長期間に亘って持続し、一度かかると一生持続する場合が多く。二度かかることは極めて稀である。小児期にほとんど全ての人が感染するが、この時期に感染しなかった場合には成人にも感染することがある。 |